不妊治療を経て妊娠出産、そして離婚シンママ体験記

離婚の決断までの道のり、面会交流、養育費について綴っています。

突然「離婚してほしい」と告げられた

無邪気じゃなくなった夫

出産を終え、もうすぐ4ヶ月が経とうとしていた頃。

交代勤務をしていた夫は、赤ちゃんの泣き声で眠れないと、日々嘆いていました。

出産と同時に転職していた夫…

 

なんとなく、以前より

 

冗談を言わなくなった

目を見てくれなくなった

一緒に出かけだがらなくなった

笑わなくなった

 

なんだか私たち、ぎこちないな…

と思ってはいたけど、

夫は慣れない仕事で睡眠も充分にとれず、お疲れモードなのだろうと私は思っていました。

 

私と娘は、夫が夜勤の時はなるべく外で過ごしたり、実家に帰ったりして、

夫が寝れるようにと、それを最優先に暮らしていました。

 

疲れがとれて、仕事に慣れたら、また無邪気な夫に戻るだろうと期待して…。

 

 

 

しかし、その日は突然やってきました。

 

アパートの契約について、話していた時

夫がしばし無言になり、なんとか絞り出した言葉が

 

 

「別れたい」

 

 

 

私は全然状況が分からず、言葉がでない。

夫の出す雰囲気から、冗談ではないことだけは分かり、私は静かに涙があふれる。

夫も涙を流している。

 

どうしよう……なんで……

 

抱っこしている娘の重みが増したのを感じました。

 

夫が私と別れたい理由は、

 

なんでか分からないけど、妻への気持ちが冷めた

一緒に暮らすのがつらい

なぜか妻に触れられない

 

 

 

こんな内容でした。

 

はじめての育児、頑張ってるのに。

夫が少しでも寝られるように、気遣ってきたのに。

私は夫が好きで、一生懸命頑張ってきたのに。

ひどいよ。

 

 

理不尽な思い、悲しさ、虚しさ、悔しさ、怒り、、、たくさんあるのに、言えない私。

 

 

「離婚はしないよ」

 

と言うので精一杯。

 

怒れない、気持ちをぶつけられない。

溜め込んでしまう、私のこの性格…

 

 

 

この日から、数ヶ月…

「離婚したい」という夫と「離婚はしない」という私の、真っ向からの思いの違いに、答えの出ない苦しい日々が続きます。

 

夫に、好きな女性がいて、その人と一緒になりたがっていると分かるのは、この数日後です。